3人育児をがんばっているママさんにむけて、3人育児が楽になる方法・考え方をお伝えします。
理学療法士のTomoです。
シフト制で時短勤務(8:30~15:30)
5歳、3歳、2歳(年子)のママ
夫の帰りは20:30頃。それまではワンオペしています。
子どもが3人いると、やることが多すぎて、あっという間に時間が過ぎ去ります。
体力も気力も奪われ、くたくたな毎日・・・・・・。
3人育児をしながらでも自分の時間を作り、心に余裕をもって子育てをしたい!
ママと家族が元気になって、ポジティブ子育てがしたい!
今回は3人育児真っ最中のわたしが、楽に子育てができるよう心がけていることをまとめました。
記事の内容
・3人育児の大変なところとその理由
・わたしの平日スケジュール
・3人育児が楽になるための解決策・考え方
ママの笑顔が子どもの元気な源!
3人育児はいつ楽になるの?と悩み、頑張りすぎているママさん。楽しませんか?
ぜひこの記事を参考にしてくださいね!
3人育児は楽じゃない!大変なところ4選
3人育児の大変なところを4つあげました。
・自分のタイミングで自分のしたいことができない(時間がとれない)
・自分が満たされないので、心に余裕ができない
・睡眠がとれない
・3人に十分目を配ることができない
それぞれみていきましょう!
自分のタイミングで自分のしたいことができない(時間がとれない)
3人育児に限らず、子育てにおいて一番の課題ではないでしょうか?
何かやろうとしたタイミングで「ママ~!」と呼ばれ、やりたいことを後回し。
これがエンドレスになると「ママにも時間ちょうだい!!」と発狂してしまいます。
時間がほしくて「ちょっと待って」をくりかえしますが、「ちょっと」が20秒あるかないか・・・。
子供も大人もストレスですよね。
自分が満たされないので、心に余裕ができない
「自分がやりたいことをやれない」が重なると、イライラで満たされてしまいます。
たくさんがんばっているのに、たまる一方のTODOリストをみて「今日もなにもできなかったな・・・・・・」と思い知らされる。
心に余裕がなくなると、イライラの矛先は子どもへ。
「また怒ってしまった」「なんで自分はダメなんだろう・・・・・・」と自己嫌悪になる負のループが発生します。
睡眠がとれない
0~1歳児は夜泣きや授乳で目が覚めることはしょっちゅう。
そんな二日酔いよりひどい状態でも、夜が明ければ3人育児の始まり。
「いつ休めばいいの!」と、これまたイライラの矛先は子ども。
特に産後はホルモンバランスが崩れ「疲れやすい」「精神的に不安定」となります。
睡眠不足はホルモンバランスをさらに崩し、からだの不調やうつ病の原因にもなります。
3人に十分目を配ることができない
例えば公園。
ワンオペ状態で公園に行くと「やりたいことがみんなちがう!」「目がいくつあっても足りない!」状態になりますよね。
危険な行動を予測できない1~3歳児につきっきりになると、5歳児はひとりぼっち・・・・・・。
みんな平等に接してあげたいけど、できないもどかしさでいっぱいになります。
3人育児が楽になる!解決策3選
3人育児が楽になる解決策を3つあげました。
・時短技をつかう(家具家電、やらないことリスト、便利グッズ)
・自分の代わりをお願いする夫や身内に頼む(家事代行、ベビーシッター、ネットスーパーや宅配など)
・子どもをみる視点を変える
詳しく解説します。
時短技をつかう(家具家電、やらないことリスト、便利グッズ)
家具家電
おすすめは電気圧力鍋、洗濯乾燥機!
わたしはアイリスオーヤマの電気圧力鍋を使用しており、具材を入れてスイッチオン!
ほったらかし調理の天才です。
洗濯乾燥機はPanasonic製を使用しています。
洗濯時間が30分程度、乾燥も1時間~1時間半程度で終了するので、干す時間が10分短縮されました!
乾燥後のにおいも少なくおすすめです。
その他にも
・掃除(ロボットを使う、コードレス掃除機でパパっと掃除)
・調理(スチームオーブンレンジ、フードプロセッサー)
・食器洗い乾燥機
時短家電は多少お金がかかっても、自分の時間に代えることはできません!
「自分の時間」への投資と考えましょう。
やらないことリストをつくる
いきなりやりたいことをリストアップしても「時間がないからやれないじゃん」となりますよね。
そのため、すきま時間を作るためにも「やらないことリスト」を作っておくことをおすすめします。
わたしの場合
①化粧のファンデーションをやめる(肌がきれいになるのでおすすめ!)
②服選び(普段は上3着、下3着から選ぶ)で迷わない
③ネットで洋服を買わない(迷ってずっと閲覧してしまうため)
④youtubeやHuluを座ってみない(見るなら料理しながら。ながら作業で)
自分の代わりをお願いする夫や身内に頼む(家事代行、ベビーシッター、ネットスーパーや宅配など)
時短技をつかっても、できるすきま時間はわずかです。
大きく時間をとるとなれば「人に頼る」ことが重要です。
夫、自分の両親、ベビーシッター、地域の一時預かりなどが考えられますね。
「子どもを預けることに後ろめたさを感じるな・・・・・・」
「頼りたいけど勇気がない。一人で頑張ったほうがマシ」
「お金がかかるな・・・」
簡単に「人に頼る」ことができない人もいます。
この場合は「頼っても自分が安心できる心の準備をしておく」ことを意識しましょう。
身内や子どもふれあいに慣れている一時預かりの担当者といえど、生き方は違う他人です。
「なんでそんなことするの?」「現代の育児ではそんなことしないよ!」と叫びたくなることもあります。
「元気に生きていればそれでよし!」
後述しますが、子どもへのハードルを下げるだけでなく、子育てに関わるみなさんのハードル、自分自身へのハードルも下げるといいですね。
ただ「これだけは絶対に避けてほしい(アレルギーや体調などの身体に関わること)」ことはしっかり伝えます。
最低限の約束を決めて、そこをボーダーラインにすると少し頼りやすくなりますよ!
多様な人と関わることは、子どもにとってプラスと考える
子どもは成長過程で「社会性」を身につけます。
「社会性=社会の一員として生きるために求められる性質」
簡単にいうと、「他者とうまく関わるための基礎力(責任感やコミュニケーション力、協調性、社会的マナー、モラル)」のことをいいます。
子どもは生まれた時から周りの人と関係をもち始め、そこから情報収集(信頼や安全の感覚)をします。
3歳ぐらいになると、遊びや会話のなかで、「自分は他者とは違うかけがえのない1人の人間」であることを認識。
人とのかかわりの中で、主体的に学び、行動し、様々な知識や技術を習得するとともに、自己の主体性と人への信頼感を形成していくのです。
子育てを人に頼るということは、子どもにとって多様な価値観や人とのかかわり方を学ぶ機会になるとポジティブに考えましょう。
参考文献:「セラピストのための子どもの発達ガイドブック」
やりたいことに対する目的の強さを明確にしておく
「やりたいことがあるけど、子どもを預けてまではしなくていいや」という場合は「特別やらなくてもいいこと」に分けられます。
「自分が何をしたいから預けるのか」を明確にしておくと、子どもをみてもらう際の違和感や後ろめたさはなくなりますよ。
子供をみる視点を変える
行動を想像し、準備する
毎日子育てをしていると、ある程度子どもの行動の予測が立てられるようになります。
それに合わせて事前準備をしていると、うまくいかなくても落ち着いて対応ができるようになりますよ。
あまりにも準備をしすぎると「子どもから失敗の機会を奪う」「柔軟に対応できずイライラする」ことになってしまいます。
準備をしていれば、ものごとがスムーズにいきやすいという程度に考えておきましょう。
期待しすぎない
参考文献:岸見一郎「子どもをのばすアドラーの言葉」
親から子どもへの期待が強いと、自然と親は子どもをコントロールし始めます。
それに対して子どもは「反発、反抗、癇癪」を起こし、親は「怒鳴る、怒る」ことで子どもをさらに支配します。
結果的に相互不信が生じ、さらに親は子どもを心配する、子どもは反発するという負のスパイラルが生じるのです。
改善するには・・・「子どもは元気に生きているだけでOK!」期待値を下げまくる!
参考文献:岸見一郎「子どもをのばすアドラーの言葉」
「生きる」→「自己存在感」を育むことで、「自主性」が生まれます。
「自主性」は「親を喜ばせたい!」という子どもの本能を刺激し「親に感謝される」という好循環がおきます。
朝の支度でバタバタしていると「早くしなさい!」と怒鳴り散らしてしまいますが「今日も子どもは元気だな」と一呼吸するだけで、期待感はなくなりますよ!
自分の時間に何をやりたいか具体的に考えておく
「自分の時間ができた!」というときほど「何をしていいかわからない」という状態になりませんか?
「せっかく一人になったけど何をしていいかわからず、とりあえずテレビをみて過ごしたら、もったいないなと感じてしまったよ」
目的もなくゲームやネットをみるだけでは時間が過ぎ、結局後悔してしまいます。
大切なのは「目的をもって行動する」ことです。
「だれにも邪魔されず、思いきりテレビをみるぞ!」
「友人とランチして、たくさんおしゃべりするぞ!」
「スキルアップするぞ!」
「目的」をもつことで、達成感、満足度も大きくなります。
「ママが元気だと、子どもも元気になる!」
3人育児、平日スケジュールを公開!
わたしは時短勤務のため、フルタイムの人と比較すると時間に余裕があります。
フルタイムになると17:00まで勤務のため、お迎え~夕食準備~夕食となり、かなり地獄ですね。
時々帰宅が遅くなり、お迎え~準備~夕食となるのですが、夕食準備しながら「まだ~?」と必ずせかされます。
おやつでその場をしのごうとすると、晩ごはんを食べなくなる→イライラするというパターンができあがりますね・・・・・・。
*夕食前のおやつはお菓子を食べず、栄養のあるものを食べることが大切!
3人育児はいつ楽になるのか?
結局3人育児はいつ楽になるの?
・末っ子が3歳を過ぎたとき、少しすきま時間ができる
・一方で・・・大きくなればなったで、悩みは変化する
・楽になる時期を待つのではなく「自分が楽になる子どもとのかかわり方、生き方」を考える
詳しく解説しますね!
末っ子が3歳を過ぎたとき、少しすきま時間ができる
3歳児ができること
①自己主張ができるようになる
②トイレを教えてくれる
③着替えができる
一人でできることが増え、その分すきま時間ができます。
トイレトレーニングなどやることも増えますが、親の手が離れる時間のほうが若干増えてきますね。
一方で・・・大きくなればなったで、悩みは変化する
3歳過ぎれば少し楽になるという意見は多いものの、子育てはいつでも悩みはつきもの。
成長しても、新たな悩みが増えたり、習い事を始めたりと、親の関わる時間は減りそうで減らないですよね。
楽になる時期を待つのではなく「自分が楽になる子どもとのかかわり方、生き方」を考える
子育ては、ママが一気に成長できるビッグイベント!
「育児=育自」という言葉があります。
子どもを育てるだけでなく、自分自身を育てるという意味です。
子育てをしているとライフスタイルが変化し、職場での立ち位置も変化する。
いろんな変化の中で、気づかないうちに親自身も成長します。
「家計管理をする」
「働き方を変える」
「時短技を身につける」
「相手の気持ちを深堀りし、行動する」
すべて子育ての中で得た成長・変化です。
自分自身がこれからどう生きていきたいかを考えるチャンスととらえて子育てをすると、子どもとの関わりが少しずつ楽になりますよ。
「子どもがいなかったら、ライターやブログには出会わなかったよ!」
まとめ
3人育児を楽にするには「楽になる関わり方を考える」「自分の時間をどう使いたいかを考える」
3人育児はしんどく泣きたくなることもあります。
「ママやめたい!」と思うこともあります。
ただ「いつ楽になるの?」と考えるよりも、楽になる考え方、自分の時間の使い方を理解しておくと、気分が谷底に落ちても少しずつ這い上がることはできます!
自分自身と家族を大切にして、ポジティブ子育てを進めていきましょう!